髪の毛のクセはスタイリングするときに悩みになります。ストレートパーマをかけるとよくなりますが、根本的な髪質改善から取り組んでみたいと思う人も多いはずです。そこで原因と髪質改善のアプローチ方法を考えていきましょう。
生まれつき天然パーマの場合
うねりやクセの原因の一つが、生まれつきの天然パーマや強めのうねり毛という人もいます。以前は毛穴の形がきれいな丸ではなくゆがみがある丸のために、生えてくる髪の毛にもゆがみ、つまりクセが出てしまうと言われていました。クセはヘアケアではどうしようもないのであきらめるしかないと思われてきました。
最近では、毛穴の形はクセ毛とは無関係という考えも広まってきています。ダメージがあることのほうが影響は大きいと言われるようになっています。ケア方法を変えると、髪質改善も可能であり、髪の毛の常識も時代とともに新しくなっているのです。
年齢によるホルモン変化の影響
ホルモンによる影響は特に女性が大きく影響します。髪の毛を作るのは頭皮細胞ですが、この働きを司るのがホルモンです。妊娠や出産、月経などのホルモンバランスの変化だけではなく、年齢とともにホルモン量が減少することでもうねりやクセ毛の原因になります。クセが出るだけではなく、髪の毛の質も落ちてダメージ回復力も落ちるので潤い不足のパサつきの気になる状態になってしまいます。
できるだけ変化を穏やかにして髪質改善を目指すなら、適度な運動やしっかりと睡眠を取る、食事を野菜や魚中心にして規則正しく摂ることがおすすめです。
カラーなどのダメージの場合
最近はカラーリング剤も髪の毛に優しいものになってきています。しかし、染めた後の日々のケアが足りないと、カラーリング剤が良くてもダメージに繋がります。カラーリング剤には種類もありますが、髪の毛を守ってくれる作用があるのがトリートメント作用のあるカラーリング剤です。
トリートメントはキューティクルを守ってくれるだけではなく、栄養を届けて再生を促す働きもありますので、使うたびにツヤも出て潤いもキープできる髪の毛に変わっていきます。
結果的に、髪の毛に揺らぎやうねりがなくなり、クセ毛も落ち着きパサつきも整ってきて髪質改善を実感できます。
おわりに
髪質改善は続けることが必須になります。髪の毛の内部に潤いを届けてパサつきをなくし、さらに表面は潤いを逃がさない、髪の毛をまっすぐにするために必要なゆがみがない質の良いキューティクルが大切です。髪質改善には継続してケアすることが一番の近道です。